今週の見どころ

2018.08.13 18:00

札幌記念[GII]&北九州記念[GⅢ]

■札幌記念は格がモノをいうレースだが…

夏の大一番で例年GI級の好メンバーが集結する札幌記念。今年は例年以上の豪華メンバーでGI馬の参戦は3頭。昨年のクイーンエリザベスII世C優勝で2年前の札幌記念覇者のネオリアリズム、昨年の秋華賞馬モズカッチャン、そして何と言っても注目は2016年のダービー馬マカヒキだろう。その他、マイル路線から挑んできたサングレーザー、青葉賞勝ち馬で3歳馬のゴーフォザサミット、昨年優勝のサクラアンプルール、GIで善戦したミッキースワロー、マイスタイルなどなど、多士済々の顔ぶれとなった。


まず、過去10年の上位人気の傾向を見てみると、

1番人気  【2.5.1. 2/10】
2番人気  【2.0.2. 6/10】
3番人気  【0.0.1. 9/10】
4番人気  【1.0.3. 6/10】
5番人気  【3.2.0. 5/10】
※一番右はトータルの出走数。

1番人気は勝率としてやや物足りないものの、連対率は70%なら合格ラインといえそう。一方で2番人気は2勝とパッとせず、ここ3年は馬券圏内に絡んだ馬すらなく、3番人気に至っては連対馬すら出ていない。そんな中で3勝を挙げている5番人気は好成績で注目したいデータ。

昨年は馬連3万7670円と大波乱決着となったが、GI馬不在で抜けた馬がいなかった年の結果。過去10年で馬連は3桁配当~10倍台が7回あり、確固たる実績馬が揃った今年は平穏に収まる可能性も十分ある。


ローテーションはというと、主要なレースは以下のとおり。

函館記念 【4.3.4. 37/48】
宝塚記念 【2.2.1. 5/10】
オークス 【1.1.0. 1/3】
安田記念 【0.1.1. 3/5】
ドバイDF 【0.1.0. 1/2】
ドバイSC 【0.0.0. 1/1】
東京優駿 【0.0.1. 4/5】
大阪杯  【0.0.1. 1/2】
※一番右はトータルの出走数。

上記からは一目瞭然で函館記念組が好成績。特に間隔が中3週から中4週になった12年以降は成績がさらに向上している。連覇を狙うサクラアンプルールにとっては非常に心強いデータである。好走馬の内訳を紐解くと、函館記念が良馬場で行われた年で0秒6差以上負けた馬は全滅(2018年は良馬場で実施)で、昨年0秒8差負けから一変したサクラアンプルールだが、重馬場での結果だった。今年函館記念から参戦予定の3頭のうち、この条件をクリアしているのは函館記念2着だったサクラアンプルール、同5着のスズカデヴィアスの2頭(0秒6差負けのナイトオブナイツは惜しくも脱落)。

GIから転戦組はというと、今年は好成績の宝塚記念、オークスからの参戦はないが、その他のGI組でも勝ち星こそないものの、好走馬は輩出しており、一定以上の評価は必要といえそう。

逆に全くダメなのが、前走重賞以外からの参戦馬。過去10年の3着以内30頭はすべて重賞組。さすが格式が高いGIIといえる結果で、条件戦を連勝中で穴人気を集めそうなマイスタイルはこのデータに打ち勝つことができるか、見物になりそう。


さて、仏GII・ニエル賞勝ち以来の復活勝利を目指す注目のマカヒキだが、まずローテーションで見ると、ジャパンC以来の参戦の馬はサンプルが少なく(13年トーセンジョーダン6着のみ)、レース間隔でみても、過去10年で最も開いて好走したケースは、11年3着だった有馬記念以来のレッドディザイアで、年明け初戦で勝った馬はいない。


▲2016年にダービーを制したマカヒキ。3歳時の仏GII・ニエル賞以来、約2年ぶりの勝利となるか!?


GIIに昇格した97年以降、札幌記念に参戦した歴代ダービー馬の結果は以下の通りで、

01年 ジャングルポケット(3歳時出走) 1番人気3着
10年 ロジユニヴァース (4歳時出走) 5番人気2着
12年 ロジユニヴァース (6歳時出走) 7番人気14着

参戦自体が稀有とはいえ、勝った馬はおらず、過去の傾向から強調するのは難しい。これら過去の歴史を覆して、復活Vなるか、大いに注目したい。


ここまでの傾向からGI組に敬意を評しつつも、好走例の多い函館記念組で昨年覇者のサクラアンプルールを上位に取り上げたい。GIからの転戦組は秋以降を見据えてここからの始動となり、仕上がり、本気度合いという点で幾分落ちる面があることが惜敗の多い一因だろう。サクラは今年の豪華メンバーで上位人気に推される可能性は低そうだが、もし好成績の5番人気に推されるようなら積極的に狙いたい。また同じく函館記念からの転戦馬で好走条件を満たすスズカデヴィアスは相手なりに走る馬であり、穴党にはオススメ。


■北九州記念は波乱必至!?

札幌記念の裏では北九州記念も開催されるが、こちらはハンデ戦の重賞だけに波乱は必至。過去10年で2桁人気の馬が5頭絡んでおり、馬連平均配当は1万331円と大台を超えている。夏場の重賞らしく、牝馬優勢の傾向で特に強いのは、昨年唯一出走で1着だった4歳牝馬。ただし、今年は4歳牝馬どころか、4歳馬不在のメンバー構成。難解さに拍車がかかっているが、過去10年で【2.0.1.2】の好成績を挙げる武豊騎手騎乗が後押しするダイアナヘイローの昨年に続く連覇を達成を期待するのはアリかもしれない。

ただ、気になるのはハンデ。トップハンデの馬(ダイアナヘイローは【55.5キロ】でアローワンスを加味してトップハンデ)で、連対した2頭は1番人気の牝馬のみ。ダイアナヘイローが1番人気に推されない場合、思い切って買い目から消すのもアリか。となると、データ的に強調できる馬は乏しく、ここも先週の関屋記念と同様に、斤量の軽い3歳馬(アサクサゲンキ【53キロ】、アンヴァル【50キロ】、ゴールドクイーン【51キロ】)の台頭を期待するのも手だろう。

最終的な判断については今週の各予想陣のコラム更新、また土日の予想公開(レース前日の21時頃を予定)をどうぞお楽しみに。

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