今週の見どころ

2019.02.12 18:00

フェブラリーS[GⅠ]

■波乱の使者、激走馬の傾向を暴く!

3歳の時点で現役最強の地位を確固たるものにした王者ルヴァンスレーヴこそ不在も、それでもゴールドドリームやオメガパフューム、ノンコノユメ、モーニン、アンジュデジールらGI馬がズラリと顔を揃えた。加えて、6連勝で一躍中心に躍り出たとなったインティ、藤田菜七子騎手とのコンビ結成で注目を集めるコパノキッキングなど、今年は非常に多士済々な出走メンバーになりそうだ。

一見すると近年では人気馬が順当に馬券に絡んでいるようにも見えるのだが、じつは過去10年でも馬連で3ケタ配当は、わずかに2回。16頭立て16人気のコパノリッキーが逃げ切った14年を含めて、12~14年では3年連続で馬連で万馬券となっている。

一方で3連単で万馬券にならなかった年も2回あるように、配当ゾーンは幅広い。狙いどころ、どこから攻めていけばよいか、判断は難しいところだが、裏を返せば、攻略の糸口をつかめば高配当も狙いやすいということ。予想を組み立てる前に基本的な傾向をおさえておけば、が見えてくるはずだ。


■過去10年の人気別成績 着別度数

1番人気【3.2.3.2/10】
2番人気【2.1.2.5/10】
3番人気【1.2.1.6/10】
4番人気【1.1.1.7/10】
5番人気【0.3.0.7/10】
6番人気【1.0.1.8/10】
7番人気【1.0.2.7/10】
8番人気以下【1.1.0.87/89】
※一番右はトータルの出走数。

<ワンポイント・メモ>
▼1人気の馬券圏内率は80%で信頼できる数字。14~18年と5年連続で3着以内を確保している。
※ただし、1着は1回だけで勝ちきれていない。4着以下に敗れた1頭は初ダートの13年カレンブラックヒル。
▼2人気は馬券圏内率50%で、まずまずの成績。
 ※16、17年と連勝しており、近5年では1人気より勝率は高い。
▼7人気は1勝、3着2回で、単勝・複勝の回収率を見ると大きくプラス。
 ※5人気以下の馬が馬券圏内にこなかったケースは過去10年で1回だけ。


■過去10年の年齢別成績 着別度数

4歳【4.3.1.25/33】
5歳【4.3.4.19/30】
6歳【2.1.2.32/37】
7歳【0.2.2.32/36】
8歳【0.1.1.17/19】
※一番右はトータルの出走数。

<ワンポイント・メモ>
▼4歳馬、5歳馬がともに4勝を挙げているように、若い世代が強い。
 ※勝率、連対率ではほぼ互角も、馬券圏内率では5歳が上回る。
▼6歳の2勝は12年テスタマッタと、18年ノンコノユメで、2頭はともに過去に連対経験があった。
 ※2着、3着も、GI/JpnI連対経験がある馬、もしくはダート重賞2勝以上の実績は必須。
▼7歳馬の馬券圏内4頭のうち、3頭は過去に馬券圏内に入った経験があったリピーター。
 ※残り1頭は中央馬を相手に交流GIを勝っていた11年フリオーソ。


■過去10年の前走クラス 着別度数

1600万下
└【0.1.0.1/ 2】
オープン特別
└【1.0.0.10/11】
G3
└【3.2.1.66/72】
G2
└【2.1.1.12/16】
G1
└【3.2.2.10/17】
※一番右はトータルの出走数。

<ワンポイント・メモ>
▼前走、GI経由が3勝、2着2回、3着2回と好成績。馬券圏内率は41.2%。
 ※前走、GIで2着以内であれば【2.2.1.1/6】で信頼度がグンと上がる。
▼前走、GII経由の馬券圏内4頭はいずれも東海S。
 ※4頭中3頭が東海Sの1着馬だった。
▼前走、GIII経由の馬券圏内6頭はすべて根岸S。
 ※いずれも3着以内からの参戦で、根岸S4着以下からの巻き返し例はゼロ。


■過去10年の前走ローテーション 着別度数

チャンピオンズC【3.2.2. 6/13】
根岸ステークス 【3.2.1.51/57】
東海ステークス 【2.1.1.17/21】
東京大賞典   【0.1.4.10/15】
※一番右はトータルの出走数。
※今年の登録馬に該当するレースを抜粋。チャンピオンズCはJCダート時代を含む。東海Sは同時期に行われていた平安Sを含む。

<ワンポイント・メモ>
▼前走、チャンピオンズC経由は14年~18年と5年連続で馬券圏内に入っている。
 ※2ケタ着順からの巻き返しもあるが、本番で3人気以内に支持されていた馬に限る。
▼前走、根岸S経由は16年~18年と3年連続で馬券圏内に入っている。
 ※16~18年の根岸Sの1着馬は本番で1、3、1着の成績。
▼前走、東海S経由からの1着2回はともに東海Sで1着だった馬。
 ※東海Sで1着だった馬は本番で1、1、3、12着の成績。
▼前走、東京大賞典経由は1着馬ナシで相性がよくない。
 ※馬券圏内に入った5頭のうち3頭は3着以内からの出走だった。


若い世代が強い傾向にあるも、6歳以上でも毎年馬券圏内に絡んでいるように、まったく買えないわけではない。むしろ6歳以上の馬が波乱を演出することが多いのが特徴だ。なかでも強いのがやはり、過去に馬券圏内に入った経験のある「リピーター」。実際に昨年などは、1~3着馬がすべてリピーターの決着で、3連単は4万1560円の好配当。今年の登録馬で該当するのはノンコノユメ、ゴールドドリーム、モーニンと3頭が対象だ。

ただし、これまで2度はあっても3度目のリピートは例がなく、ノンコノユメ、ゴールドドリームが、すでに2度の連対を果たしているのは気になるところ。

昨年こそ馬券圏内を外したものの、4歳馬の4勝中3勝が14~18年に集まっており、近年は4歳馬に分がある傾向にある。特に、この近5年で2人気以内に支持されたケースの3頭はすべて連対しており、信頼度が高い。今年の候補としてはオメガパフュームとコパノキッキングだが、今年は古馬勢の層がことさら厚く、2人気以内に支持されるほど評価を集められるどうか。

5歳馬については馬券圏内に入った11頭のうち、じつに8頭が前走が重賞で1着だった馬。今年でいえばインティがそれに該当する。さらに見ていくと前走重賞で1着、かつフェブラリーSで3人気以内に支持されていた馬は8頭いて、馬券圏内を外したのはわずかに1頭しかいない。

前走ローテーションの面からは根岸S経由が3勝、2着2回、3着1回と、数は多いものの、その分、出走頭数も圧倒的に多い。ただ近5年で見れば根岸Sの1着馬が2勝を挙げ、3年連続して馬券圏内に入っているように、勢いに乗った馬がそのまま好走するケースも。コパノキッキングは、やはり簡単に軽視はできない。藤田菜七子騎手に乗り替わりは決してプラスとは言えない要素だが、そのスピードはあなどり難い。4着以下からの巻き返し例がないため、リピーターのモーニンよりはユラノトに食指が動く。

それを上回るのがチャンピオンズC(JCダートを含む)も【3.2.2.6/13】で、トータル13頭の出走数から見ればかなりの好成績だ。現在の中京1800に移行したのは14年。翌15年のフェブラリーSから4年連続して直行組が馬券圏内に入っている。17年のゴールドドリームも12着から巻き返しているように、チャンピオンズCでの着順は不問。今年はサンライズソア、ノンコノユメが該当する。

前走、東京大賞典経由は2着1回、3着4回で、なんと1勝もできていない。オメガパフュームは、その点がどうか。さらに、戦績でダ1600を走ったのは3歳春に東京コースで行われたオープン特別の青竜Sの一度だけ。当時は先に抜け出した2頭を捕まえられず、3着に終わっている。適性ではやや見劣る。

順列をつけるとすれば、まず6連勝中の5歳馬インティ。前走の東海Sでも危なげなく重賞初制覇を果たしており、連勝中の相手関係は常にハイレベルなメンバーだった。鞍上、武豊騎手も、今年はこれまで21勝を挙げ、リーディングトップで絶好調の勢いに乗っている。

4歳馬コパノキッキングは過去の傾向から好走する可能性もむしろ高く、距離不安で人気を落とすなら妙味がありそう。そして、5歳馬サンライズソア、7歳馬ノンコノユメのチャンピオンズC組。東京大賞典組の6歳馬ゴールドドリーム、4歳馬オメガパフュームと続き、今回の『波乱の使者』には5歳馬ユラノトを挙げておく。

最終的な判断については今週の各予想陣のコラム更新、また土日の予想公開(レース前日の21時頃を予定)を、どうぞお楽しみに。


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