今週の見どころ

2018.10.22 18:00

天皇賞・秋[GⅠ]

■レイデオロは馬券圏内ゼロの前哨戦経由で…

秋華賞のアーモンドアイは6戦目、菊花賞のフィエールマンは4戦目と、牡馬牝馬とも3冠戦最後のレースはキャリアの浅い馬が制した。歴戦の古馬が集いし中距離の頂上決戦ともなれば、そうはいかない。今週の天皇賞・秋は、テータ的傾向がより効力を発揮しそうだ。

とはいえ、近年ではジャパンC、有馬記念と続く秋GⅠの王道路線で余力を残すため、天皇賞へはぶっつけで挑む陣営も増えている。事実、昨年は1~3着を宝塚記念からの直行組が占め、一昨年は安田記念からの直行馬が2着するなど、過去10年でみると15年を除く9回で前哨戦を挟まなかった馬が1頭は馬券圏内に突っ込んできているのがわかる。また、昨年を除く9回で毎日王冠経由の馬が馬券に絡んでいるのも特徴。これらを踏まえて、ローテーションから傾向を分析していこう。

■毎日王冠
└【5.3.4-48/60】
■宝塚記念 ←直行ローテ
└【2.4.2.13/21】

■札幌記念
└【2.0.1.14/17】
■京都大賞典
└【1.0.0.14/15】
■セントライト記念
└【0.1.1. 0/ 2】
■安田記念 ←直行ローテ
└【0.1.0. 2/ 3】

■大阪杯 ←直行ローテ
└【0.1.0. 0/ 1】
■天皇賞・春 ←直行ローテ
└【0.0.1. 5/ 6】

■神戸新聞杯
└【0.0.1. 1/ 2】
■オールカマー
└【0.0.0.27/27】
※一番右はトータルの出走数。


馬券圏内、3着以内の馬の前走、そして毎年一定数の出走がある前走オールカマー経由の成績を比較していく。今年に限れば、現段階で出走を表明しているほぼすべての馬が上記のレースを経由しているのがわかる。それ以外から出走してくるアクションスター、ブラックムーンあたりでは、さすがに厳しい。

さらに年齢別で見ても6歳以上で馬券圏内に絡んだのは、わずかに2頭だけであり、1頭は前走で毎日王冠を制していた09年のカンパニー(1着)、もう1頭は13年のエイシンフラッシュ(3着)で、こちらは前年の覇者だった。このレベルの実績ならば、前述の8歳アクションスター、6歳ブラックムーン、7歳馬サクラアンプルールやステファノスも、この時点でオミットしてOKだろう。

ちなみに他はディアドラ、ワグネリアンが回避となっている。2週前登録の段階では今年のワグネリアンを含めて3世代のダービー馬が名を連ねており、史上初の対戦を楽しみにしていたのだが、残念ながらここでは実現しなかった。

ローテーションに話を戻そう。直行ローテで信頼できるのは宝塚記念経由。5着以内、もしくは3人気以内に支持されていれば着順不問で信頼していい。今年はヴィブロス、ミッキーロケットが2頭とも条件をクリアしている。ただ、牝馬で馬券圏内にきたのはウオッカ、ダイワスカーレット、ブエナビスタ、ジェンティルドンナの4頭。ヴィブロスがそれらの肩を並べられる存在かと考えると、やや厳しいか。

安田記念経由で16年に2着にきたのはリアルスティール。その安田記念では11着ながら2人気に支持されており、過去の実績から直行ローテの不安はなかった。今年は安田記念3着のスワーヴリチャードが該当。こちらも問題ないだろう。

次に前哨戦を経由してきた組で、まずは最重要の毎日王冠から。こちらも3着以内、もしくは3人気以内が望ましい。今年は昨年の菊花賞馬キセキが、復活を感じさせる走りで3着。近走の不振から光が見えた結果で、要注意の1頭だ。

札幌記念経由はどうか。馬券圏内の3頭はいずれも1着か2着であり、サングレーザー(1着)、マカヒキ(2着)とも、かなり信頼の置ける存在といえるだろう。

そして、オールカマー。今年は1~3着馬がそのまま出走してくるようで、昨年のダービー馬レイデオロや皐月賞馬アルアイン、同3着のダンビュライトも含まれているのだが、過去10年ではなんと馬券圏内がゼロ。GⅡに格上げされた95年以降までさかのぼってものべ50頭位上が出走して勝ち馬はゼロで、2着が3頭、3着が1頭と、惨憺たる結果となっている。アタマでは決して狙えず、後述するが人気によっては思い切ってバッサリ消しの判断でいいかもしれない。


▲2度の直接対決では2度ともレイデオロが先着しているが、今回は果たして?(写真は17年の日本ダービー)


■1人気が圧倒的な好成績だが、一番オイシイのは…

それでは、人気面ではどうだろうか。こちらは過去10年で1人気が5勝、馬券圏内率では90%と、圧倒的な結果を残している。

1番人気
└【5.2.2.1/10】
2番人気
└【0.4.2.4/10】
3番人気
└【0.0.2.8/10】
4番人気
└【0.1.0.9/10】
5番人気
└【4.0.0.6/10】
6番人気以下
└【1.3.4-117/125】
※一番右はトータルの出走数。


さらに時筆は4勝をマークしている5人気の存在。妙味を加味すれば、こちらのほうが狙いたくなるデータだ。登録馬を見ても今年は上位人気のオッズが割れそうなメンバー構成なので、1人気とともにどの馬が5人気に落ち着くかにも注目。

ちなみに唯一、1人気で馬券圏内を外したのは11年に連覇を目指して出走してきたブエナビスタ。11年はトーセンジョーダンが1分56秒1という驚異的なレコードで駆け抜けた年だった。ローテーション的には前年と同様、宝塚記念からの直行ローテだったのだが、さすがにこの時計で走られては牡馬相手にはキツかったか。逆に言えば1人気に支持されるのが牡馬なら、馬券圏内率は100%。仮にオールカマー経由のレイデオロが1人気に支持された場合は悩ましいところだが……。

こうなると、なかなか馬券は絞りづらい。手広く買うにしても、どこから入るかというところだが、まずは1人気に支持された馬を中心に考えよう。そして、秋の天皇賞は外国人騎手が大活躍する特徴もある。過去10年では【4.3.3.20/30】で、馬券圏内率は33.3%と好成績。人気馬だけでなく、11年の1着トーセンジョーダンは7人気でピンナ騎手が、12年のエイシンフラッシュは5人気でデムーロ騎手がそれぞれ優勝。他にも04年には13人気のダンスインザムードをルメール騎手が2着に導くなど、軸にするにしても相手にするにしても、必ず抑えておくべき存在だ。

おそらくは、レイデオロ、スワーヴリチャードのどちらかが人気を集めそう。レイデオロになった場合はルメール騎手の騎乗で、マイナス材料はローテーションのみ。スワーヴリチャードになった場合は、信頼度がより高まるので、まずはこの2頭を中心に組み立てていくべきか。

他では札幌記念経由で、モレイラ騎手が手綱を取ることになったサングレーザー。同じく札幌記念で復活の兆しを見せた、武豊騎手が手綱を取るマカヒキ。その後にキセキと、ミッキーロケットといったところ。最終的な判断については今週の各予想陣のコラム更新、また土日の予想公開(レース前日の21時頃を予定)をどうぞお楽しみに。



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