今週の見どころ

2018.07.09 18:00

函館記念[GⅢ]

■過去10年で1人気はわずか2着が2回

12年から函館・札幌の各競馬場の開催日数が減少。その2年前、10年には新スタンドがオープンしたばかりだった。こればかりは主催者都合なのでいかんともしがたいが、果たして日数の減少による費用対効果は以前と比べて、どの程度上がったのだろうか。競馬場圏内への、文化としての競馬の浸透を目的とした有形無形のプロモーション効果を考えれば、以前のような2開催分、計16日間を減らす方針は、正しい判断だったのか。

ともあれ、開催日数の減少にともない函館記念の日程もスライドしたのだが、最も関連のある巴賞との間隔が中2週と変わっていないため、ローテーションの観点で見ればさほど影響はなさそう。そのローテーションはというと、主要なレースは以下のとおり。

目黒記念 【3.0.0. 8/11】
巴賞   【2.5.4.41/52】
エプソムC 【1.1.1. 6/ 9】
新潟大賞典【1.1.1. 2/ 5】
金鯱賞  【1.0.1. 3/ 5】
鳴尾記念 【1.0.0. 6/ 7】
天皇賞・春【0.2.1. 8/11】
※一番右はトータルの出走数。3着以内馬がいたレースで、出走頭数が5頭以上を抜粋。


巴賞経由の該当数が多いのは当然なのだが、数が多いわりには結果が伴っておらず、信用に欠ける。買えるのは、巴賞で敗れて函館記念が2戦目になる馬。勝ち馬のナイトオブナイツは割り引いて、それ以外から選んでいきたい。それぞれの勝率、連対率、複勝率は、

<レース名│勝率・連対率・複勝率>
目黒記念 │27.3%・27.3%・27.3%
巴賞   │ 3.8%・13.5%・21.2%
エプソムC │11.1%・22.2%・33.3%
新潟大賞典│20.0%・40.0%・60.0%
金鯱賞  │20.0%・20.0%・40.0%
鳴尾記念 │14.3%・14.3%・14.3%
天皇賞・春│ 0.0%・18.2%・27.3%


という具合で、勝率からは目黒記念。連対率・複勝率からは新潟大賞典がピックアップされる。目黒記念経由については該当馬がおらず、新潟記念経由では優勝馬のスズカデヴィアスが参戦してくるので、当然マークが必要になる。金鯱賞については開催日程がコロコロ変わっている上、サンプル数が少なくあまり参考外。今年の出走馬でも該当馬はいないので問題なさそう。

それなら過去9頭出走して3頭が馬券圏内のエプソムC経由が狙い目…といいたいところだが、その3頭のうち連対した2頭はともに3着からの参戦だった。今年のエアアンセム(5着)、ゴールドサーベラス(7着)あたりでは少々荷が重いか。

続いて人気面。ハンデ戦ということもあり、アテにはならないかもしれないが、やはり1人気の信頼度は低い模様だ。

1番人気【0.2.0.8/ 10】
2番人気【2.0.1.7/ 10】
3番人気【3.0.0.7/ 10】
4番人気【4.0.0.6/ 10】
5番人気【1.0.1.8/ 10】
※一番右はトータルの出走数。


勝率でいえば4人気→3人気→2人気の順。このあたりのゾーンから、過去10年で5回の2着がある10人気以下の馬まで、好走馬はかなり広範囲に渡っている。ちなみに1、2番人気での決着は1度だけ。3着まで広げてもわずか2度だけと、信用に足る存在ではない。人気に関係なく“買える馬”を絞り込んでいったほうがよさそうだ。

年齢別ではどうだろうか。じつは、図抜けて高い率を残しているのが4歳世代で【2.3.1.10/16】という数字。この時期に降級しなかった4歳馬は、そもそも力量上位ということ証明だろう。加えて、ご存知のとおり現4歳世代は近年最強との呼声も高い。クラシック候補として一線級に立っていたブレスジャーニー、トリコロールブルーの2頭は中心視すべき存在だ。ブレスジャーニーの巴賞をひと叩きされて(5着)からの出走は、いかにも例年の好走パターンに合致するので要注意。


▲トリコロールブルーはクラシック戦線で期待を集めながらなかなか結果が出なかったものの、明け4歳になって一気に素質を開花。成長曲線はうなぎのぼりだ。(写真は18年・大阪城S優勝時)


最後にハンデ面。馬券圏内に入った52キロ~58キロの比較では56キロが狙い目になり、54キロがそれに続く。

52キロ 【0- 2- 0- 9/11】
53キロ 【0- 1- 1-10/12】
54キロ 【3- 0- 1-26/30】
54.5キロ【0- 0- 0- 0/ 0】
55キロ 【1- 2- 4-22/29】
55.5キロ【0- 0- 0- 1/ 1】
56キロ 【5- 2- 2-27/36】
56.5キロ【0- 1- 0- 1/ 2】
57キロ 【0- 1- 2-16/19】
57.5キロ【1- 0- 0- 7/ 8】
58キロ 【0- 1- 0- 4/ 5】


ハンデ56キロではカデナ、トリコロールブルー、ナイトオブナイツ、ブラックバゴ、ブレスジャーニーとロジチャリス。近不振のカデナ、年明けの金杯以来となるブラックバゴ、ダービー卿CT以来となるロジチャリスは、さすがに間隔があきすぎて狙いづらい。ナイトオブナイツは巴賞を勝ってしまったが故に、やや割り引きといったところ。やはり、データ的な中心はトリコロールブルー、ブレスジャーニーの4歳勢になる。また、前走で新潟大賞典を制したスズカデヴィアスは、ハンデ57キロがネックになるか。その他では巴賞敗戦組のクラウンディバイダ、ナスノセイカン、マイネルハニーにも注意を払いたい。

いずれにしても前週の七夕賞のように人気も割れるだろうし、一筋縄では収まりそうにない。結果的に七夕賞は11人気→4人気→12人気の組み合わせで、馬連でも2万3,250円、3連単では256万3,330円と、超ビッグな配当になった。穴から穴へ、という振り切った狙い方や、いつも以上に手広く攻めた予想を立てても妙味十分のレースになるだろう。最終的な判断については今週の各予想陣のコラム更新、また土日の予想公開(レース前日の21時頃を予定)をどうぞお楽しみに。


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