2019.02.10

[京都記念(GII)]明け4歳馬をあえて軸にしない

前がバテれば浮上する可能性のある穴馬

土曜は降雪の影響で東京開催が中止となり、クイーンC(GIII)を含め、月曜に代替開催となる。春の牝馬クラシックを見据えた好メンバーだっただけに、このスライド開催は今後の影響が気になるところだ。

日曜は天候も回復し、東京競馬は無事に開催。東京8Rまでは発走時刻の変更でスケジュールがタイトになり、加えてどのレースも混戦の様相を見せている。これは荒れそうだ。

共同通信杯(GIII)はわずか7頭立て。2歳王者、京都2歳S勝ち馬、重賞初挑戦でも評判馬が集い、これはハイレベルの一戦になりそう。ただ、別定戦でアドマイヤマーズとクラージュゲリエは斤量57キロ。

この斤量57キロは共同通信杯では鬼門であり、昨年は単勝1.8倍のグレイルが7着、2016年も単勝1.9倍のハートレーが9着で、2人気のスマートオーディンも6着。近年では2014年のイスラボニータが斤量57キロで当レースを制し、2012年には斤量57キロのゴールドシップとディープブリランテがワンツー。

共同通信杯を斤量57キロで制した馬は、後にクラシックウイナーとなっており、裏を返せばそれだけ高いハードルというわけだ。

ここで不安なのが、斤量57キロのクラージュゲリエ。気の勝ったタイプで、前走は道中うまくなだめながら末脚を温存できたのが、最後の末脚に繋がった。少頭数の今回、道中でスタミナのロスが生じてしまうと、最後に斤量57キロが響いてきそうだ。これは中心視できない。

さて、共同通信杯の話はここまでに、波乱がありそうなのは京都記念(GII)。昨年のレイデオロ、一昨年のマカヒキと2年連続で前年のダービー馬が3着に敗れ、ハープスターやジェンティルドンナも単勝1倍台で馬券圏外に沈んだレースである。

まさに“波乱重賞”の代名詞。荒れる要因は、やはりこの時期の京都芝の馬場コンディションだろう。今年の京都芝は、年明けから例年以上に時計の掛かる馬場状態。

グァンチャーレが制した土曜京都の洛陽Sは芝1600m1分35秒2。これは本馬が2着で、ダッシングブレイズが制した一昨年の「重」で施行された当レースの勝ち時計1分35秒7に近い。日曜京都芝は「良」発表ではあるが、もはや「稍重」以上のイメージを持つべきかもしれない。

例年なら外差しが決まりやすくなるのが京都芝だが、ここまで馬場が悪化すると、直線は底力比べになってくる。「重」だった昨年も、最後はキレ味勝負というより、死力を尽くした追い比べに。外から懸命にアルアインとレイデオロが脚を伸ばすも、最後はインでしぶとく脚を伸ばした、というより他馬がバテたところでクリンチャーが粘り込んだかたちだ。

今年もこれに似た直線の攻防をイメージする。明け4歳馬に注目が集まるところだが、ステイフーリッシュは近2走の好走が速い時計決着によるもの。タイムフライヤーは底力比べとなった若葉Sや皐月賞の惨敗から、イメージほどタフな馬場が合わない印象を受ける。

世代レベルの高さから、どちらかあるいは2頭とも馬券に絡む可能性はあるかもしれないが、この“二択”は非常に悩ましく、アメリカJCCのフィエールマン(2着)orジェネラーレウーノ(4着)のように一方が馬券圏外に沈むケースだってある。

むしろ、この人気2頭の二択より、ここは古馬勢の“盲点”を突く攻めの買い方をするのもアリだ。

ここで1頭、軸ではないが、穴馬で狙ってみたいのが、△(5)ブラックバゴ。自ら動けるタイプではなく、展開待ちになるが、終いは常にジリジリと脚を伸ばしてくるタイプ。前走・中山記念も10着ながら上がり3F34秒8はメンバー最速。こういったタイプは、前がバテてくれば浮上する可能性はある。

では最後に、本日のマカナイ1鞍を。

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▼2/10(日)本日のマカナイ1鞍

[東京8R 4歳上1000万下]

雪の影響で土曜競馬が中止となった東京。芝は稍重、ダートは重でスタートとなり、引き続き影響は残りそうだ。加えて日曜東京は、終日混戦メンバー。7頭立ての共同通信杯(GIII)までは、ノンストップで波乱含みのレースが続く。そこで当レース。そもそも施行数の少ない東京ダ2100m。初距離でガラリ一変する馬が多く、とかく荒れるコースで有名だ。このコースを攻略するには機動力が求められる。◎クイックファイアは、自分の型にハマらないと脆い面のあった馬だが、2走前に出入りの激しい競馬を中団待機で2着。この経験が生きた。前走は逃げ馬をマークするかたちから、直線一気に突き抜け、最後は2着馬に10馬身差の大楽勝。この勝ちっぷりなら上のクラスでもやれる。軸はこれだ。肝心なのは相手選びで、クイックファイアが早めにレースを動かせば末脚が生きる○イルフォーコン、勝負どころで自ら動ける▲プレシャスリーフ、外めの枠なら機動力が増す☆ケンシュナウザーの3頭を置く。

◎ (16)クイックファイア
○ (8)イルフォーコン※
▲ (1)プレシャスリーフ
☆ (12)ケンシュナウザー※
△ (14)ショーンガウアー
△ (15)ジェミニズ
△ (3)レッドゼノン
△ (5)ワイルドゲーム※
※は「“穴”ライズ」特注馬

3連複(フォーメーション)
1列目
16
2列目
8,1,12
3列目
8,1,12,14,15,3,5
(15点)

※各組合せの払戻金が同額になるよう、資金分配を推奨しています。
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・東京01R 3歳未勝利・牝
・東京06R 3歳500万下
・東京10R バレンタインS
・東京11R 共同通信杯(GIII)[重賞+プラス]
・東京12R 4歳上1000万下
・京都03R 3歳500万下
・京都09R 松籟S[重賞+プラス]
・京都11R 京都記念(GII)[重賞+プラス]
・京都12R 4歳上1000万下
・小倉02R 3歳未勝利
・小倉11R 関門橋S

 

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