2018.07.07

[七夕賞(GIII)] 調教ジャッジ特別編[休養明け馬のホットスポットを探る]

なぜいま[休養明け馬]をテーマにするのか?
安田記念の翌週から4週に渡り連載してきた[調教ジャッジ中級編]。ここまで[上がり馬→道悪適性→海外遠征明け→夏バテ]と、夏競馬攻略のキモになる馬の取捨方法をお伝えしてきたわけだが、ある意味最も基本的なファクターが抜けていたことに気づいた読者の方もおられるだろう。

その要素とは、シンプルに[休養明け馬]のジャッジ。この取捨選択は、言わずもがな予想における重要ポイントだ。間隔を空けて馬がどう変わったか、リフレッシュして英気を養ったのか、あるいは太め残りで仕上げ不足か、外厩でどの程度仕上げられているのか、の判断は、そのまま馬券収支に直結する。

本来であれば、中級編に入ってすぐこのテーマを扱うのが、タイミング的には適切だったろう。ただ、週ごとの出走馬の状況や重賞メンバーの顔ぶれなどを考えた上で、あえてこれまでは触れてこなかった。

だが、長かった東京・阪神開催が2週前に終了し、先週から舞台はローカル3場に移行。相手関係の問題から春競馬をスキップし、レベルの落ちる夏競馬を待ち望んでいた馬たちが、満を持してレースに臨むこの時期こそ、休養馬のジャッジを取り扱う絶好機と判断した次第である。

休養明け馬の[ホットスポット]は出走間隔=2カ月半~6カ月

具体的な調教面のポイントを見る前に、まず休養明け馬の中でも注目すべき[ホットスポット]について説明する。当然ながら、休養明けといってもその出走間隔は様々。一般的には前走から2カ月以上間隔が空けば[休養明け]とみなされるが、半年はもちろん、中には1年以上に渡って休養する馬もおり、すべてを同列に扱うことはできない。

では、どの程度の出走間隔が狙い目なのか。先に言ってしまうと、[2カ月半~6カ月]の馬に着目するのがベストという結論だ。

一応断っておきたいのだが[出走間隔=2カ月半~6カ月]をすべて買えというわけではない。では、なぜこのゾーンに注目するかというと、1つはシンプルにデータの裏付けがあるからだ。

■出走間隔別の成績一覧(集計期間:2008/01/01~2018/07/01)

連闘
└単勝回収値63 複勝回収値 69
中1週
└単勝回収値67 複勝回収値 74
中2週
└単勝回収値72 複勝回収値 76
中3週
└単勝回収値72 複勝回収値 75
中4~8 週
└単勝回収値74 複勝回収値 77
★中9~25週
単勝回収値77 複勝回収値 75
半年以上
└単勝回収値67 複勝回収値 67

上記のデータは、中央競馬全レースの過去10年における出走間隔ごとの成績一覧。基本的に、連闘→中1週→中2週と間隔が空くごとに単勝回収率は上昇し、中9~24週でピークを迎え、半年以上間隔が開くと回収値は減少に転じる。この傾向は過去3年で見ても概ね変わらない。

競走馬の出走サイクルとファン心理を考えると、この結果には納得がいく。競馬において最も出走が多いのは中3週、つまり、1カ月に1度競馬を使うのがスタンダード。コンスタントにレースを使えば、状態面は前走からガラッと変わっている可能性は少なく、したがって出走間隔が短いほど単勝回収値、複勝回収値ともにブレがなくなるのは当然だろう。

逆に、休養期間が半年以上におよんだ場合、休養前からガラリ一変する可能性も出る反面、レース出走へ向けて万全でないまま帰厩するパターンも増える。つまり、期待以上の激走よりも、期待を裏切る凡走が増加するため、トータルして数字的には成績が落ちることになる。

[出走間隔=2カ月半~6カ月]の馬は、この2パターンのいいところを合わせ持っている。要するに、長期休養ほど馬が衰えておらず、かつ間隔が適度に空いているため、人気を下げる要因にもなり、結果として高水準の回収率を記録している、ということなのだ。

外厩制度の普及により、これまで以上に休養馬の状態把握は重要度が上昇している。つまり、[出走間隔=2カ月半~6カ月]を完ぺきにジャッジすることが可能になれば、馬券的な精度は飛躍的に上昇するだろう。

[ホットスポット]馬リストを4頭×3場=12頭公開!

ちなみに、中9週~中25週とは、月に直すと2カ半月~6カ月にあたる。この区間をさらに2分割すると、

中9~16週
└単勝回収値78 複勝回収値 77
中17~25 週
└単勝回収値74複勝回収値 69

という数字が導き出された。あくまでデータ面になるが、中9週~中16週、月換算するとおおよそ[2カ月半~4カ月]にあたるこの区間は、単複回収率ともに他区間を上回る。つまり、ここが休養明け馬のホットスポットというわけだ。

さっそく7/8(日)はホットスポット[出走間隔=2カ月半~4カ月]に該当する出走馬から、推奨馬を12頭ピックアップする。それぞれ調教の内容から休み明けでも期待値が高いと考えられる精鋭をそろえた。馬券的なジャッジ、印の軽重については他馬との兼ね合いもあるが、僕が重要な馬を置くことの多い「調教単穴▲」に配置する確率は高いと考えてもらって構わない。もちろん、軸に置く可能性も全然ある。

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7/8(日)
休養明け[ホットスポット]馬リスト


福島3R
└(15)アキヒメ
福島4R
└(11)ショウナンワダツミ
福島7R
└(9)レッドチェイサー
福島11R
└(5)マイネルサージュ

中京2R
└(6)パクスディオラム
中京3R
└(4)ショーハイウェイ
中京7R
└(13)エイシンムー
中京12R
└(6)コンプリートベスト

函館2R
└(9)コパノマーボー
函館8R
└(9)グッドワード
函館11R
└(4)ディアデルレイ
函館12R
└(4)ブレイクマイハート
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