2018.07.08

[七夕賞(GIII)、プロキオンS(GIII)ほか]プロの視点で徹底分析!先週のメインレース回顧(7/8)

レースビデオ班「青ランプ」が7/8(日)の各場メインレースを徹底回顧。上位馬の好走理由、1番人気馬の凡走原因をプロの視点で綿密に分析します!

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■福島11R・七夕賞(芝2000m)

メドウラーク(11番人気1着)
五分のスタートから後方を追走。かなりの速いペースで、勝負どころから押っ付けて上がっていき、直線は2着馬との叩き合いを制して、およそ3年ぶりの勝利。道悪で穴を出すことがあったとはいえ、この勝利にはビックリ。レース上がりが38秒6も掛かる極端な前傾ラップで、位置取り、馬場適性、ハンデと全てがハマった勝利。先週から福島で穴を連発していた丸田騎手の手綱捌きも冴え渡った。今後も時計の掛かる決着になりそうな時計は注意が必要。

▼マイネルサージュ(4番人気2着)
やや出遅れて最後方から。ただ流れを考えると位置取りは良かった。勝ち馬とはコース取りの差で、追い上げたとき、終始外々を回った分、クビ差届かなかった。これも時計の掛かる決着が得意で福島巧者。他のコースでどれだけ走れるかが、今後の試金石となりそう。

▼パワーポケット(12番人気3着)
スタートを決めて中団内目を追走。勝負どころも内でジッとして、直線も経済コースを通って、最低人気ながら3着に激走した。これは50キロの軽ハンデで無欲の好走。江田照騎手はこういう馬を乗せたら、忘れた頃に大穴をあける。

▼サーブルオール(1番人気4着)
道中は中団を追走。行きたがるのを抑えながら。人気を背負っていたので勝負どころから仕掛けて上がっていったが、Hペースもあり、最後は苦しくなって内にモタれ加減だった。結果論だが、後方で折り合いに専念して終い勝負に徹していれば、圏内もあっただろう。今日のところはやむ得ない感じ。

■中京11R・プロキオンS(ダ1400m)

マテラスカイ(5番人気1着)
抜群のスタートから先手を奪う。前半3ハロン通過は33秒5。かなり速いペースだったが、直線に向いても1頭だけ違って楽な手応え。余裕綽綽で押し切った。タイムは1分20秒3。いくら時計の出やすい馬場とはいえ、従来のレコードを1秒2も縮めた。今後の短距離ダート界はこの馬を中心に回っていきそう。

▼インカンテーション(1番人気2着)
やや出遅れ。初の1400mで速い流れであり、前半は置かれ気味に後方を追走。ただ途中から流れに乗れた。直線は狭いところを突いたが、こじ開けてゴール前で2着まで追い込んだ。今日は勝ち馬が強すぎたが、経験のない1400mでも地力を見せた。慣れればこの距離でも問題なさそうだが、ベストはやはり1600mだろう。

▼ウインムート(2番人気3着)
押して2番手につける。勝負どころから手は動いて前を追ったが、勝ち馬がまったく止まらない展開。それでも直線は渋太く粘って3着に残った。敗れはしたが、地力強化を示す内容。どこかで重賞を勝つチャンスはありそう。

▼サクセスエナジー(6番人気4着)
出負け気味で好位を追走。内で揉まれる厳しい位置取りだったが、直線で外に出してから差を詰め、2着とは差のないところまで追い上げた。58キロを背負ってここまでやれるのだから、力をつけている。今後も重賞を勝つチャンスがありそう。

▼キングズガード(3番人気7着)
ダッシュ鈍く、後方から。直線は外から脚を伸ばしているが、Hペースでも前が止まらない展開。前半置かれたこともあり、今日は差を詰めるまでだった。昨年と違って今年は休み明け。1回使って体が絞れていれば、もう少し上位もあったか。

■函館11R・マリーンS(ダ1700m)

ユラノト(1番人気1着)
スタート良く、好位4番手付近を追走。前が飛ばして、ちょうどいいポジション。勝負どころも手応え十分。直線で勝ち馬の渋とさに手を焼いたが、最後はキッチリ交わして2連勝。4歳馬でグングン力をつけているし、上でも楽しみ。

▼ハイランドピーク(2番人気2着)
スタートを決めて2番手につける。厳しい流れで3コーナーでは逃げ馬がバテて、早め先頭。直線では勝ち馬に交わされてからも渋太く踏ん張って2着は確保した。昇級を考えれば悪くない内容。展開ひとつでオープンクラスでも勝てそう。

▼リーゼントロック(6番人気3着)
今日はテンが速過ぎて行けずに後方から。道中でもムチが入っていたが、直線に向いてエンジンが掛かり、3着まで追い込んできた。こんな競馬で結果を出したのは収穫。滞在競馬は合っているのだろう。


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★レースビデオ班の視点★
1.毎週全レースをくまなくチェック(年間総計3400R)
2.パトロールビデオなども駆使し、あらゆる視点から不利をあぶり出す。

■不利の代表的な例

【出遅れ】
・発馬と同時に躓き立ち遅れる
・気性の問題でスムーズにゲートを出ない

【コース取り・馬場】
・内有利の馬場で外から追い込んで好走
・内の荒れた馬場の中をしぶとく粘り込む

【展開】
・Sペースで前残りの展開を追い上げる
・Hペースで先行馬総崩れの中を踏みとどまる

【枠順】
・外枠で外々を回されたのが結果に大きく影響
・内枠で終始囲まれて競馬にならず

【適性】
・ダートを使ったが、走りから芝向きのタイプ
・短距離を使ったが、大跳びで長い距離向き
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