2018.08.06

[レパードS(GIII)、小倉記念(GIII)ほか]プロの視点で徹底分析!先週のメインレース回顧(8/5)

レースビデオ班「青ランプ」が8/6(日)の各場メインレースを徹底回顧。上位馬の好走理由、1番人気馬の凡走原因をプロの視点で綿密に分析します!

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■新潟11R・レパードS(ダ1800m)

グリム(5番人気1着)
スタートを決めてから押して今日はハナに立つ競馬。絡まれることなく、終始マイペースで運び、4ハロン目のラップは13秒0と息を入れることができた。直線に向いても手応えは十分で2着馬に並ばれたが、そこから強いのは2走前に証明済み。今回も併せてから勝負根性を発揮して、1着でゴール。終始囲まれた前走と違って、今日はスムーズに運べたことが一番。自分のリズムなら1800mは問題なかった。今後も道中の位置取りが好走の有無に繋がっていきそう。

▼ヒラボクラターシュ(10番人気2着)
スタートは普通に出て、好位外目からの競馬。道中も外をスムーズに回って、直線に向いて差し切るかの勢いだったが、勝ち馬に並んだところでもうひと伸びを許して2着だった。揉まれ弱い馬が外枠を引けたことが好走要因。前走と違って前有利のペースになったのも良かった。今後もスムーズに運べるかがカギになってきそう。

▼ビッグスモーキー(9番人気3着)
五分のスタートから押して好位を追走。前有利の流れになったし、直線も渋太く粘って3着に残った。ひと叩きで稽古の動きは良くなっていたし、大型馬で小回りの福島から新潟に替わったのも良かった。まだ上積みは見込めそうで自己条件に戻っても上位争いできそう。

▼ドンフォルティス(2番人気4着)
五分のスタートから中団を追走。道中は馬群の中で押っつけながらの競馬。直線ではスムーズに外に出せたが、伸びはひと息で4着までだった。これも揉まれない外目スムーズの方が力を発揮できそう。距離もマイル以下がベターの印象。

▼グレートタイム(1番人気6着)
スタートは互角に出たが、行き脚がなく、最後方を追走。向正面あたりで押し上げるも反応はもうひとつ。展開が不向きだったにしても、今日は脚がなかった。今年に入って7戦目。夏場2戦目ということもあり、余力がなかったか。一度立て直した方が良さそう。

▼アドマイヤビクター(3番人気9着)
ゲートの駐立が悪く、スタート後に接触する場面。道中は後方からの競馬となり、直線も伸びることなく、見せ場なしに終わった。ここはキャリアの浅さが出た印象。終始リズムが悪かった。能力は高いので自己条件に戻って見直しは当然必要。

■小倉11R・小倉記念(芝2000m)

トリオンフ(1番人気1着)
スタート良く、2番手につける。1000m通過は60秒ジャストで高速馬場を考慮すると、平均~やや遅い流れ。4コーナー手前では持ったままで先頭に立ち、直線では突き放して完勝だった。1分56秒9はレコード勝ち。上がり33秒5で走られたら後続は為す術なし。小倉も夏も得意な馬。小回りだとやはりパフォーマンスが上がるので、今後の課題は広いコースでの上がり勝負に対応できかがカギになりそう。

▼サトノクロニクル(2番人気2着)
スタートは五分も出ムチを入れて好位を追走。勝負どころの反応が鈍いのはいつものことだが、再三ムチが入っていた。それでも直線は渋太く伸びてゴール前で2着に上がった。休み明けの影響か、終始反応は鈍かったし、本質的に小回りは不向きで距離ももう少し欲しい。叩いて広いコースを使えば、再度上位争いできそう。

▼マウントゴールド(5番人気3着)
互角のスタートからスッと先手を奪う。平均よりやや遅いペースで逃げ、4コーナーで早めに勝ち馬に交わされてからも渋太く粘って、2着馬とのクビ差の3着に粘った。今日の積極策は正解だし、昇級、重賞でメド。今後もハンデ戦の重賞なら出番はありそう。

▼サンマルティン(3番人気7着)
今日も控えて後方からの競馬。流れはそれほど速くなかったし、大外枠で壁を作れなかったが、以前とは違って折り合って運べていた。ただレース上がり33秒5の競馬では追い込むのは難しかった。それでも昨年の福島記念と違って、外枠でも掛からず、道中の運びなどにも、精神面の成長がうかがえる内容。今後展開さえ向けば重賞を勝つチャンスはありそう。

■札幌11R・UHB賞(芝1200m)

クリーンファンキー(4番人気1着)
五分のスタートから中団を追走。勝負どころ、直線と狭いところに入ったが、間を割ってグイっと伸びて1着。50キロの軽ハンデも良かったが、とにかく洋芝が得意。このあとキーンランドCに出て来ても差のない競馬はできそう。

▼ライトフェアリー(2番人気2着)
好スタートから好位を追走。勝負どころの手応えも良かったし、直線も伸びているが、内から強襲に合って2着。今回は外枠でリズム良く運べたが、ペースが前半3ハロン33秒7と速くなった分、粘り込めなかった印象。

▼アルマエルナト(10番人気3着)
出遅れるもすぐ二の脚がついて中団につける。道中はインをピッタリ回り、直線も内を突いて3着に上がった。今日は軽ハンデもあるが、経済コースで運べたことが大きい。今後も立ち回り次第だろう。

▼デアレガーロ(1番人気4着)
スタートから押すも行き脚は鈍く、後方から。4コーナーで外に振られ、直線は大外を回す競馬も前は流れていたので、届いてもいい展開ではあったが、伸び切れずに4着まで。軽ハンデ馬と内を通った馬が上位を独占する状況ではあったが、やや物足りなさを感じたレース。次走改めて期待したい。

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1.毎週全レースをくまなくチェック(年間総計3400R)
2.パトロールビデオなども駆使し、あらゆる視点から不利をあぶり出す。

■不利の代表的な例

【出遅れ】
・発馬と同時に躓き立ち遅れる
・気性の問題でスムーズにゲートを出ない

【コース取り・馬場】
・内有利の馬場で外から追い込んで好走
・内の荒れた馬場の中をしぶとく粘り込む

【展開】
・Sペースで前残りの展開を追い上げる
・Hペースで先行馬総崩れの中を踏みとどまる

【枠順】
・外枠で外々を回されたのが結果に大きく影響
・内枠で終始囲まれて競馬にならず

【適性】
・ダートを使ったが、走りから芝向きのタイプ
・短距離を使ったが、大跳びで長い距離向き
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